プログラミング言語はたくさんの種類があって、これから勉強を始める方にとってはどれを勉強したらいいか分からないですよね。
しかもサイトによっておすすめのプログラミング言語が違っていて、余計に困惑しますよね。
今回は現役エンジニアである僕がおすすめするプログラミング言語について紹介していきます。
これからプログラミングを学習する方はぜひ参考にしてください。
おすすめするプログラミング言語はRubyかPHPです
僕的にはこのどちらかがいいと思ってます。
PHPの方がRubyより東京以外の地域での求人が多いので、東京以外で働きたい人はPHPの方がおすすめです。
東京だとどちらも求人はそこそこあります。
ちなみにエンジニアのキャリアについて詳しい勝又さんはRubyをおすすめしてますね。
この記事で解説した「Ruby => Go => Scala」という習得順序は「技術面での爆速の成長」においてはかなり有効だと思いますが、これに加えて2社目か3社目で「エンジニア数が数百名以上のWeb系大手企業」を経験しておくと、人脈面でも爆速で成長できるのでお薦めですね(^.^)https://t.co/uoxnaeYLKA
— 勝又健太 a.k.a. テック系Youtuber (@poly_soft) December 24, 2018
なぜこの2つの言語かというと、多くのWeb系企業で採用されている言語だからです。
Web系企業とはサイバーエージェントやメルカリのような自社でサービスを開発している企業のことです。
Web系企業だと私服OK、髪色自由だったり、スキルアップしやすかったりするので、エンジニアになるならWeb系企業に就職するのをおすすめします。
JavaやC言語だと求人数自体は多いのですが、就職先がWeb系企業ではなくSESになってしまう可能性が高いのでおすすめしません。
SESとは自分の会社ではなくお客さんの会社に行って常駐して働く雇用形態のことです。
Web系企業のように自社でサービスを開発している会社ではなく、他社に人材を送っている会社だと思ってください。
SESだとWeb系企業に比べてブラックな職場に当たる確率は高いですし、幅広いスキルも身につきにくいです。
もちろんSESでもいい会社(常駐先)に当たればいいのですが、完全に運です。
詳しいことは以下の記事に詳しく書いてあります。
未経験からエンジニア就職を目指すとなるとやはりWeb系企業の方が難易度は高くなりますが、努力さえすれば全然就職できます。
SESだと未経験からでもプログラミングスクールに通えば誰でも就職できてしまいます。
一見いいことのように思えますが、誰でも簡単に就職できるということはブラックな会社や労働環境が悪いところに当たる可能性が高くなるということです。
他の有名どころの言語で言えば、pythonやswiftなどが挙げられますが、どちらも求人数という面でRubyとPHPに劣るのがマイナスポイントです。
ちなみにHTMLとCSSはエンジニアになるなら全員最初に学んでおくべき言語なのであえて書きませんでした。
なので、RubyやPHPの学習を始める前に必ずHTML、CSSの学習を先にしてください。
最近はJavaScriptができるエンジニアの需要もあるみたいなので、それを学ぶのもアリかもしれません。
あと分かりやすいようにRubyとPHPと書きましたが、そのフレームワークであるRuby on RailsとLaravelも学ぶのも必須です。
フレームワークとは、数学で例えると、公式みたいなものです。
数学の公式も本来はちゃんと論理があって成り立つものですが、問題を解くとなったらなんでその公式が成り立つかを証明する必要はなく、勝手に使っていいじゃないですか。
三平方の定理とか加法定理とかイメージしてもらえると分かりやすいかもです。
フレームワークとはそれと似たようなものと思ってください。(分かりにくい例えだったらすみません)
このサイトでフレームワークについて詳しく解説されているので、気になる人は見てみてください。
つまりRubyを学ぶならRuby on Rails(略してRails)も、PHPを学ぶならLaravelもセットで学んでくださいということです。
最初にHTML,CSSを学んで、RubyかPHPを学ぶのがおすすめ
RubyならRuby on Rails、PHPならLaravelも学ぼう
学習方法は独学でもプログラミングスクールでもOK
学習方法としては独学でもプログラミングスクールでもどちらでもいいと思います。
ただ独学だと自信のある人以外は挫折する可能性は高いので、そういう人以外はプログラミングスクールに行くのをおすすめします。
費用は多少かかってきますが、未経験から就職までサポートしてくれるところもあるので、コスパはいいです。
この記事はRubyが学べるスクールの紹介になってますが、PHPもカリキュラムとしてちゃんと学べるスクールがほとんどです。
独学だと最初はProgateで基礎学習をしてその後はTechpitあたりを使ってアプリ制作をするのが良いでしょう。
で、その作ったアプリをポートフォリオ(作品)として、面接でアピールするとよいでしょう。
また一番プログラミングスキルが身につくのは自習学習より実務です。
なので、できるだけ早くエンジニアとして働くことが大切です。
半年や1年みたいにダラダラと勉強ばかりしているというのはダメです。
プログラミング言語は自分の判断軸で選ぼう
RubyとPHPをおすすめのプログラミング言語として紹介しましたが、あくまで僕基準です。
人によって価値観は違うので、自分の価値観でプログラミング言語を選んでください。
人によってはゲームを作りたい、iPhoneアプリを作りたいなんて方もいるでしょう。
そういう方はC言語だったりSwiftを学んだらいいと思います。
また今回RubyとPHPというサーバーサイド側の言語をおすすめしましたが、フロントエンド側が好きな人はHTML、CSS、JQuery、JavaScriptに特化するのでもいいと思います。
フロントエンドのエンジニアは比較的女性の方や文系の方が多い印象です。
サーバーサイドというのはログイン機能やいいね機能のようなユーザーからは見えない部分のことで、フロントエンドというのはホームページの構成やデザインなどのユーザーから見える部分のことです。
よくないのは求人数が多いからや人気だからという表面上の理由だけでプログラミング言語を選んでしまうことです。
僕も最初はJavaが求人数が日本で一番多いという表面上の情報を信じてしまい、Javaを学べるプログラミングスクールに行ってしまい時間をムダにしてしまいました。
その時の体験談です。
みなさんは僕みたいにならないようにちゃんと自分の判断軸をもって、かつちゃんといろんなサイトで調べたり、多くの人から聞いたりして情報を収集してください。
そして自分に合ったプログラミング言語を学習してください。
ではでは。