こんにちは、あそーです。
今回はそんな人のためにプログラマカレッジについて細かく書いていきたいと思います。
僕自身、2018年の11月からプログラマカレッジに通っていました。
この記事を書き始めたのが2018年の11月29日なので約1ヶ月が経った頃です。
2ヶ月目に退校したのですが、それはこちらに詳しく書きました。
プログラマカレッジにはプログラマーコースとインフラエンジニアコースの2つがあるのですが、僕が通っていたのはプログラマーコースです。
というわけで、授業がどんな感じなのかとか気づいたことなど書ける範囲で本音ベースで書いていきたいと思います。
Contents
プログラマカレッジの授業内容
おそらくみなさんここが一番気になるのではないかと思います。
内容としては、順番にHTML,CSS,JavaScript,JQuery,XAMPP,MySQL,PHP,Javaを習います。ただメインとして習うのはJavaです。
具体的には言えないのですが、プログラマカレッジで学べる内容は市販されている本とあまり変わらない感じです。
プログラマカレッジの授業スタイルは先生が前に立って講義をするという形ではなく、各自のパソコン上に講義資料があってそれを見て学んで演習課題をするという感じです。
なので人によって進むスピードが違います。(普通の人で1ヶ月ちょいくらいで終わる量です)
カリキュラムを終えたら2ヶ月目終了時まで各自自習をするというスタイルです。
3ヶ月目からはチーム開発をするみたいです。何人かでグループを作って役割分担して1つのWebサイトを作るみたいです。
難しさとしては、全くのプログラミング初心者の方でも問題なくついていける内容です。後半の方はやや難しいですが。
チューターの方がいるので、分からないところがあったら手を挙げて質問できるので、なんとかなります。
プログラマカレッジの雰囲気やタイムスケジュール
1ヶ月に約30人が入校して1つの部屋で学習します。これが1カ月目の実際の教室です。
初日にグループワークがあったので僕みたいな人見知りでも近くの席の人と少し仲良くなることができました。
ただ遠い席の人は話したこともないので、完全な赤の他人です。
1ヶ月ごとに教室が変わるので、それで新しい人と席が近くなるかもしれません。
教室は変わりましたが、近くの席の人は変わらずでした。
学習中は各自もくもくとカリキュラムを進めていく感じです。
一日の流れはこんな感じです。
10:00~10:50 1時限目
11:00~11:50 2時限目
昼休憩
13:00~13:50 3時限目
14:00~14:50 4時限目
中休憩
15:20~16:10 5時限目
16:20~17:10 6時限目
17:20~17:55 7時限目
間は休憩時間です。昼休憩1時間、14時50分から30分の中休憩があるのはありがたいです。
この通り平日の朝から夕方までびっちりやります。
ただ実際カリキュラムをこなしていると一日たつのがあっという間です。
プログラマカレッジのいい点
1ヶ月受講してみて僕なりに思ったプログラマカレッジのいい点について書いていきます。
チューターにエンジニア実務経験のある人もいる
まあ、わりと当たり前のことかもしれませんが、プログラマカレッジは無料と考えるとこれはいいことです。
某スクールはチューターがスクールを卒業した大学生であったり、実務経験がない人であったりすることもあるので。
なのでプログラマカレッジのチューターの質はいい方だと思います。
ただ個人的にはチューターに実務経験があるかどうかはそこまで重要ではないと思っています。
なぜなら、初心者は難しいことは習わないので、実務経験のあるプロから教わろうがスクールを卒業してチューターになっている大学生から教えてもらおうが、そこまで大差があるとは思わないからです。
各自のペースで進めることができる
どこのスクールもそうだとは思いますが、自分のペースで進めることができるので、分からないところはたっぷり時間をかけて、逆にわかるところはすっとばすことができるので、効率はいいです。
僕の場合は迫さんのskill hacksでHTML,CSSを予習していたので、周りの人より早く進めることができました。
ちなみにですが、skill hacksは個人的におすすめしていません(笑)
カリキュラムもクラス30人中おそらく一番乗りで終えました。(約3週間)
プログラマカレッジの悪い点
プログラマカレッジからの就職先はSIerが多い
学べる言語がJavaなので、就職先はSIerがどうしても多くなってしまいます。
データによるとプログラマカレッジの卒業生のうち65%ほどがSIerへの就職になっています。
って方はこの記事で詳しく解説されています。
SIerが悪いというわけではないのですが、「成長できる環境」を重視しているのなら、SIerではなくWeb系の企業(言語はRubyが望ましい)に絶対行ってください。
僕はこのことを知らずに無料に惹かれて入校して、2週間くらいたった時に「Rubyが学べるスクールにしておけばよかった」と少し後悔しました。
なので、2ヶ月目の12月はJavaの勉強はほぼせずに迫さんのSkill hacksを使ってRubyを勉強しようと思います(笑)
カリキュラムを終えたら他の言語の勉強もしていいみたいなので。
プログラマカレッジさんではSIerだけでなくWeb系企業も就職先として紹介してくれるので、その点では安心しました。
どの言語を学ぶかはめちゃめちゃ大事なので、みなさんは僕みたいに後悔しないように気を付けてください(笑)
プログラマカレッジの教材は写経が多い
プログラマカレッジの教材には演習課題もついているのですが、それがとにかく写経なのですorz
演習課題っていうから自分で考えてやるものかと思われた方もいると思いますが、ほとんどの演習課題が「このコードを写して実行してみましょう」のような感じです。
なのでひたすら手の運動です。おかげで数字や「<>」や「;」などの記号もブラインドタッチできるようになりました(笑)
ひどい時は一日中ずっと写経なんて日もありました(笑)
頭を使って考える系の演習課題はほとんどないので、結局プログラミングをあまり理解できないまま時間が過ぎていきます。
頭を使って自分で何かを作るというのは、3ヶ月目のチーム開発の時にやるみたいです。
なので僕の場合は写経は写経と割り切ってサッサと終わらせて、その後にコードを見て調べたりチューターに聞いたりして理解するということをしてました。
少し話がそれますが、写経は超効率の悪いプログラミングの学習方法です。これも後日詳しく記事にしたいと思います。
もしかしたら他のスクールも同じような感じかもしれませんが、カリキュラムに関しては改善の余地がものすごくあると僕は感じました。
プログラミングを理解させたいなら、もっと頭を使って考える系の演習課題を増やすべきだと思います。
プログラマカレッジはあまりオススメできないスクール
1ヶ月経った時点での僕の本音はこれです。
理由はSIerよりWeb系企業の方が働きやすい環境、成長できる環境が整っているからです。
これらを実現するにはプログラマカレッジで学べるJavaはあまり役に立ちません。
おそらく多くの人は僕のようにSIerよりもWeb系の企業に行きたいと思っていると思います。
なのでそういう人にはプログラマカレッジさんは向いてないです。
RubyかPHPを学べるスクールに行くのが近道です。
今回の場合は無料に惹かれて綿密な調査を怠った僕が100%悪いので、与えられた環境で工夫して何が何でもWeb系の企業の内定を勝ち取ろうと思います。
無事に2019年にweb系企業から内定をもらいエンジニアとして働いています
プログラマカレッジを12月17日付で退校しました。理由はこちらの記事に詳しく書きました。
ではでは。